中山加奈子の詩と歌詞を100編収録の詩詞集。
昨年発表したソロアルバム『ROLLING LIFE』に続き、ギターとペンを握りしめ転がり続けてきた女性ロッカー中山加奈子のペンの部分「言葉の世界」を深く味わえる一冊。縦書きで読むプリンセス・プリンセスの代表作や、自身のバンドVooDoo Hawaiiansの歌詞、そして今まで明かされることなく大量にノートに書き溜められてきた言葉の数々を「詩」と「歌詞」隔てることなく収録。企画、編集、制作、選定からイラストまで自身で手がけた、保存版の一冊。

忘れられないキス。心に刺さった、少し可愛想な記憶。神様だけが見ている夜に、そっと言葉にしてあげよう。プリンセス・プリンセスのメンバーひとりひとりが綴った、全篇書き下ろしの詩集。ページをめくるたび、いとしく、ちょっと切ない5人の女性の心象風景が広がっている。恋をしているから、恋の詞を歌える。そんな彼女たちの飾らかな魅力に触れることのできる一冊。

「プリンセス・プリンセス」のギタリスト。作詞・作曲、ヴォーカルもこなす、中山加奈子。「ダイアモンド」「ジュリアン」などは彼女の作品。この本は、女の揺れ動く心の機微を描き、特に同性の共感をつかんできた彼女ならではの、濃密な“私ワールド”。書き下ろし作品80編に、十代の頃に書いた未発表作品を加えた100編。喜怒哀楽の激しさと、心の奥底に閉じこめた思いを「運命」「幸福」「異国」「人間」「昂揚」「十代」の6章に分け綴られていく。

ふたりでいる。恋愛をしている。
でも、いつもひとり身だと感じている。
恋人と向かい合う日々、移り変わる恋愛心理を
くまなく拾い集めて完全記録型私小説。

最近の詩や詩をまとめた個人編集＆出版詩集。